911陰謀論 #48 抑圧的な政策

911陰謀論 #47 では、キーン委員会がまとめた9/11委員会報告書についてまとめました。

次のタイトルは抑圧的な政策です。
テロが起きた後のアメリカで制定された法律や軍事的アクションには抑圧的な政策が多数ありました。
最初にこれを列挙して、それ以降で詳しくまとめます。


弾圧の根拠としての9/11攻撃

9/11攻撃は、市民の自由を侵食して破壊し、人権を攻撃し、そして政府関係者や企業の説明責任を減少させる急きょ制定された政策を正当化させるものとして使われています。基本的な自由に対するこの暴行は、新しいテロとの戦争が自由を守るために必要だというオーウェルの主張で幕を開けました。

これらの悪用の最悪ともいえる完全な会計処理は、9-11研究の範囲を超えています。その代わりに私たちは、9/11以降の世界でテロと戦うことを装ってアメリカと世界の市民に強制させた抑圧されたポリシーとアクションを広い用語でまとめます。


立法と執行アクション

自由への攻撃というタイトルのセクションで、私たちはテロとの戦争を正当化しようとする立法と執行措置を検討します。9/11を前提とした法律は以下のものに顕著に含まれています。
  • 米国愛国者法は、2001年9月24日に議会に提出し、憲法で保護された幅広い自由を攻撃しました。愛国者法の通過を遅らせようとした2人の上院議員は、炭疽菌を含む手紙を受け取りました。
  • 2001年11月25日に通過した国土安全保障法は、政府の秘密を増大し、市民のプライバシーを侵食し、特殊な利益を増加しながら、新たな国土安全保障省に既存の連邦政府機関を統合しました。
  • 軍事委員会は、憲法軍事法廷システムの青写真を提供し、人権侵害に起因する訴訟からブッシュ政権を守りながら、2006年10月18日に通過しました。
2001年9月からの一連の行政命令は、のちに立法措置によって多数がゴムスタンプで押されることになる抑圧的なさまざまな政策を制定しました。

アメリカ政府の司法部門は、様々な違憲行為の条項の一部を宣言し、テロとの戦争ではいくぶん消極的なプレーヤーとなっています。


軍事行動

軍事行動に通じる9/11後の課題の実装では、それらのアクションを承認する立法と執行令の発行とを並行して進められてきました。これらのアクションが含まれています。
  • アフガニスタンとイラクの攻撃と継続的な占領
  • ブッシュ政権による「敵戦闘員」とみなされた個人の無期限の拘留
  • アメリカの拘留中の個人の拷問や殺人


911陰謀論 #49 につづく

参考URL
http://911research.wtc7.net/post911/policies.html

911陰謀論 #47 公式調査-9/11委員会報告書

911陰謀論 #46 では、9/11委員会報告書をまとめたキーン委員会の紹介をしました。

次はキーン委員会がまとめた9/11委員会報告書についてです。


9/11委員会報告書:精巧なフィクション

2004年7月22日に、「9/11委員会」としても知られる「アメリカ同時多発テロ国家委員会」は、最終報告書「9/11委員会報告書」を公開しました。その報告書はベストセラーになり、攻撃に関する決定的なレポートとして、メディア企業に称賛されました。しかし、その報告書は、9/11の公式神話の決定的な物語という風に特徴づけられています。デヴィッド・レイ・グリフィンが彼の学術著書、9/11委員会レポート:省略と歪み」で指摘しているように、報告書は公式のストーリーをサポートしないすべての事実をほとんど除外しています。


省略と歪み

このウェブサイト上で私たちが記載しているほとんどすべては、委員会報告書、特に分析のセクション内容から省略されているものです。実際、省略された事実は1冊の本を埋めることができるくらいに多数あり、そしてデビッド・グリフィンは339ページにわたって省略と歪みを書いています。ここでは、私たちは報告書の中で特にひどい省略、虚偽、矛盾のうちのたったいくつかをリストします。以下では、私たちは注釈のセクションを含むレポート全体を参照するために「レポート」という用語を使用します。

省略
  • レポートは鉄筋高層ビルがかつて火災によって崩壊したことがないという知識を省略しています。
  • レポートは47階建ての鉄筋高層第7ビルが攻撃の日の5時20分に感染崩壊したことを言及していません。
  • レポートは、第7ビルのオーナーが消防署と第7ビルを「行う」ことに決めたと伝えたインタビューを含めていません。明らかに建物とその中身を破壊する陰謀の承認行為です。
  • レポートは、崩壊した世界貿易センタービルから構造スチールの急速な除去とリサイクルを言及せず、また、そのための言い訳さえもしませんでした。
  • レポートは、当時の市長ルドルフ・ジュリアーニがピーター・ジェニングスに崩壊を予知していることをほのめしている声明を述べていません。「私たちは世界貿易センターが崩壊しそうだと言われた時そこから離れて活動していました。そして私たちが建物から出る前にそれは崩壊しました。」
  • レポートはサウスタワーの崩壊に先立って爆発があったという目撃証言の言及がありません。
  • レポートは、ジョージ・W・ブッシュの弟のマーヴィン・ブッシュと彼のいとこのワート・ウォーカーIIIが世界貿易センターのセキュリティを提供するために契約している会社ストラトセック社の重役だったことを言及しませんでした。また、会社のことも言及しませんでした。
  • レポートは、新しい賃貸人が攻撃のわずか6週間前に世界貿易センター複合体を支配下におさめ、テロ攻撃をカバーする保険証券を手に入れ、2つの数十億ドル規模の保険金を手に入れるために保険会社を提訴したという事実を記載していません。
  • レポートは攻撃の数日後にFBIによって識別された19人の容疑者のリストを繰り返しています。しかし、それらのうちの6人が攻撃後も生きていたと報告したことを記載していません。
  • レポートは、攻撃前のハイジャック容疑者たちの行動の報告を一切記述していません。それは彼らが熱心なイスラム教徒でアッラーのために自殺ミッションを行ったという公式のストーリーが偽りであることを示しています。
  • レポートは公開された乗客リストにアラブ人の名前が含まれていないことを記述していません。これは公式のストーリーの懐疑論者によって公表された事実です。
  • レポートは、なぜペンタゴンに衝突した飛行機がビルの周囲に取り囲まれているはずの対空ミサイル砲によって止めることができなかったのかを尋ねていません。
  • レポートはペンタゴンの攻撃の信頼性のある映像が一つも公開されなかったのかを記載していません。FBIは付近の企業から攻撃映像を押収したことは広く伝えられているにもかかわらずです。
  • レポートは、なぜシークレットサービスがサラソタ学校から空港へ向かう大統領専用車に航空機による防衛をしなかったのか、そして9時54分ごろに離陸して11時10分ごろまでエア・フォース・ワンに対しても同様に行わなかったのか、を尋ねていません。
  • レポートは、政府関係者やビジネスリーダーが警告を受け取り、攻撃目標を避けていたという報告を言及することを避けました。
    • FBIによる民間航空機のフライトを避けるよう司法長官ジョン・アシュクロフトへ助言した警告
    • 国防総省当局者は突然攻撃前夜に旅行計画をキャンセルしたという報告。
    • フライトを避けるようサンフランシスコ市長ウィリー・ブラウンへの警告。
    • スコットランドヤードによるサルマン・ラシュディの飛行停止。
  • レポートは、攻撃の数時間前にオディゴ社の従業員によって受け取った警告について言及しませんでした。
  • レポートは、炭疽菌攻撃の手紙が9/11攻撃を前提とした米国愛国者法の通過を遅らせようとした2人の最も強力な上院議員に送られたことを言及していません。
  • レポートは、委員会が「2001年9月11日の同時多発テロを取り巻く環境の完全な説明、攻撃の準備や攻撃の即時対応も含む、を準備するために設立された」ことを述べています。しかし、その設立趣意書にあった試みが行われていないことを言及していません。

虚偽
  • レポートの注釈には、「ツインタワーの内部コアは空洞のスチール・シャフトで、その中にエレベーターや階段がグループ化されている」と書かれています。実際には、コア構造は47までナンバリングされたスチール・カラムの束で構成され、ほとんどの場合、36×16インチと54×22インチの外部寸法を有しています。
  • レポートは、実際には約15秒かかったのですが、「サウスタワーは10秒で崩壊した」と述べています。崩壊時間を控えめにするよりも誇張すると考えるところ、委員会は9.2秒の真空の自由落下時間の1秒以内の崩壊時間を考慮さえもしなかった事実があり、公式説明の問題は委員会が事実がどうであれ説明を推奨するという事実があることです。
  • ジョージ・W・ブッシュをサラソタ教室という公開された場所から速やかに移動しなかったことに関して、レポートは「旅行関係者の中で、この時に他の飛行機がハイジャックされていたり失っているという情報を持っているものはいなかった」と述べています。しかし、デビッド・グリフィンによって集められた証拠によれば、シークレット・サービスはFAAとのオープン・ラインを持っており、FAAの北東地帯の作戦担当者は11機がハイジャックされたと考えていました。
  • レポートは、「アメリカ内のテロリストによってハイジャックされた旅客機の脅威、そして誘導ミサイルのようにそれらを使うことは、9/11以前にNORADは認識していなかった」と述べています。(レポーターは3回断定を繰り返しています。)しかし、USA Today誌の「NORADは武器としてジェットの訓練をした」という見出しの記事があるように、メディアの報道は、ハイジャックされたジェット機が世界貿易センターやペンタゴンに衝突することを交えた訓練を9/11前に行っていたことを述べています。
  • レポートは、「手順はインターセプトを考慮していませんでした。航空機の飛行経路を監視するミッションを果たすことができるところで、「ハイジャックされた航空機の後方5マイルの位置に無線誘導し」、戦闘機の護衛が目立たないと仮定しました。」と、言及しています。しかし、この声明(オーダー 7610.4J:特別軍事行動)の脚注で参照されるオーダーは次のように述べています。
    7-2-1 機関への通知
    FAAのハイジャック・コーディネーターは、ハイジャック機を追跡するための任務部隊と場所を特定する適切な中央/管制塔を報告するでしょう。中央/管制塔は、ハイジャック機の位置、飛行方向、高度、航空機の種別、それとハイジャック機をインターセプトするための推奨飛行計画をアドバイスする指定されたNORAD SOCC/ROCC/軍事ユニットと調整しなければならない。中央/管制塔はコーディネートされた飛行計画を提出しなければならない。
  • サウジ国民が9/11後の飛行禁止令が解除される前に国外へ飛び立った責任に対処するために、報告書は次のように述べています。「私たちはサウジ国籍、国内、国際のどんな飛行機も、2001年9月13日の朝の国内空域の再開前に飛び立った証拠は見つかりませんでした。」実際には、国内空域は、2001年9月13日にはケースバイケースで民間航空機にのみ開けれました。空が一般航空機(個人所有の飛行機)に開かれたのは、9月15日まで行われませんでした。しかし、9月13日にフロリダ州タンパからケンタッキー州レキシントンへ飛んだリア・ジェットは、サウジ国籍のプライベート機でした。

矛盾
  • レポートは、ハニ・ハンジュールのパイロットの志願が拒否され、彼は「ひどいパイロット」と指摘している一方で、彼は「操縦の最も経験豊富なパイロット」で、330度のスパイラルな手動操作で77便を操縦したと主張しています。
  • レポートは、自殺テロリストは原子力発電所をターゲットに選ばなかった、その理由は「偵察飛行を不可能にし、どんな飛行機も衝突する前に撃墜される可能性が高いため、原子力発電所をターゲットにすることは周辺空域が制限されるために難しい」と彼らが考えたと説明しています(P 245)。米軍の心臓部、おそらく原子力発電所よりももっと高度に防衛されているでもあるペンタゴンを彼らがターゲットにしたことに、同じロジックを適用することができません。
  • レポートはなぜジョージ・W・ブッシュがサラソタ小学校に2回目のタワーの衝突の後30分後の午前9時35分まで公式に知られていた場所にとどまっていたのかという疑問を示しています。ブッシュは「本能が穏やかにするよう訴えた、国家が危機の瞬間に激しい対応をしていると考えなったと私たちに言いました」(P 38)。そしてシークレット・サービスは「彼らは大統領を安全な場所に移動するよう切望していたが、彼がドアの外へ走るのは必要不可欠とは考えなかったと私たちに言いました」(P 39)。レポートは、ブッシュが30分未満に学校を去ることが、彼に激しい反応を見せ「ドアの外へ走る」よう要求していたという説明を、満足のいくこととして暗黙のうちに受け入れられました。

このリストはレポート中のより明らかなもののいくつかにすぎないです。グリフィンの本、今あるレポート批判の中で最も徹底的に書かれた本、でさえも、網羅するには程遠いです。2005年に、グリフィンは、9/11委員会報告書:571ページの嘘、明示的および暗示的に示された115点のレポートの嘘を指摘しています。


9/11委員会報告書のリサーチチームのミラー

9/11委員会報告書は9/11委員会のウェブサイト上にその全体を公開しました。しかし、そのサイトは、レポートを分析しにくくするように設計されているようです。特に、欠けているものを素早く見つけるのに必要な、レポートをキーワードでテキスト検索するのが簡単にできないようになっています。なぜなら次のような設計機能を持っています。
  • レポートの各セクション、それは13の章、付録、序文、メモを含む、のそれぞれは、独立したHTMLドキュメントとして提供されています。集約されたHTML文書形式で与えられていないことを考えると、検索を実行するとき各ドキュメントの退屈な横断が必要となります。
  • 完全なレポートはPDF文書として提供されていますが、サイズが7.4メガバイトあり、PDFビューアには検索機能を持っていないものもあります。
  • 検索ツールは、レポートそれ自身の数倍のサイズもある大きな公判記録を含むサイト全体を検索します。レポートだけに検索を制限するための方法がありません。
  • ウェブサイトで使われているHTMLタグは張り巡らされたリンクを壊し、分析のために研究者がレポートのHTML全体をダウンロードするのをより難しくしています。
  • 目次ページは各章のセクションにリンクしていません。

委員会のウェブサイトで公開されたレポートの現在の凍結バージョンはこのような欠点があるために、私たちは修正したローカルミラーを ここ に掲載しています。ミラーは、ノート部を除き1つのHTML文書ですべてのパーツを構成し、レポートの内容を保持しています。ノート部はサイズが大きいので2つ目の文書となっています。目次はメイン文書に統合されています。このように、ミラーを利用することで、あなたはたった2つのHTML文書を閲覧することでレポート全体を検索することができます。

レポート構造にこれらの変更を加えることで、私たちはレポートのイントロダクションで、911リサーチのページに関連する、独立した党派を超えた完全で十分なアカウント、準備段階、攻撃の即時対応といった各フレーズをリンクしています。


911陰謀論 #48 につづく

参考URL
http://911research.wtc7.net/post911/commission/report.html

911陰謀論 #46 公式調査-キーン委員会

911陰謀論 #45 では、FEMAが行ったペンタゴンの調査についてまとめました。

次は9/11委員会報告書についてまとめたいと思います。
まずはこの報告書をまとめたキーン委員会の紹介です。


公式の委員会は、問題の核心を避けました

2002年の秋に、「米国で起きた同時多発テロに関する国家委員会」が2001年9月11日の攻撃の被害者家族からの圧力に応じて設立されました。もともと、ブッシュ大統領は、隠ぺいの役割で有名であり戦争犯罪をを広く考えられているヘンリー・キッシンジャーを、委員会の委員長として任命しました。しかし、キッシンジャーは、秘密のクライアントを開示するよう要求した勢力の潜在的な対立について質問を答えるのを避けるために、すぐに辞任しました。キッシンジャーは元ニュージャージー州知事のトーマス・ケインに置き換えられ、リー・H・ハミルトンが副議長に選ばれました。その後、この体系は一般に「キーン委員会」や「9/11委員会」として知られるようになりました。

初期に委員会で務めていた上院議員マックス・クレランドは、唯一の率直なメンバーでした。彼はウォーレン委員会とキーン委員会を比較しました。

ウォーレン委員会はそれを発表しました。私はその一部となるつもりはありません。私は単に部分的にしか情報を見ている一部分になるつもりはありません。私は迅速な結末に向かう一部分になるつもりはありません。私はこれをする政治的圧力の一部分になるつもりも、それをするつもりもありません。

2003年11月に、ブッシュ大統領はクレランドを輸出入銀行の理事のポジションに任命し、彼を委員会から辞任するよう促しました。彼は戦犯疑惑のあるボブ・ケリーに置き換えられました。2004年5月の時点で、委員会は以下のメンバーで構成されていました。

トーマス・ケイン(議長)石油大手アメラダ・ヘスのディレクター。サウジ・ハリド・ビン・マフフーズに業務提携。国土安全保障プロジェクトの共同議長。CFRメンバー
リー・H・ハミルトン(副議長)国土安全保障諮問委員会のメンバー。ハウス外務委員会とハウス・セレクト情報委員会の元会長。イラン/コントラ調査委員会議長。CFRメンバー。
リチャード・ベン・ベニステウェストフィールド社とウェストフィールド・アメリカを代表するメイヤー・ブラウン・ロー&モー法律事務所のパートナー。世界貿易センターの崩壊のために、法廷命令により数十億ドルの保険金受益者。
ボブ・ケリーインテリジェンスに関する上院委員会の副議長。ケリーは1999年のワシントン・ポストのコラムで、(200万人以上の民間人を殺害した)ベトナム戦争のことを「正義の戦争」と述べました。
フレッド・F・フィールディングニクソン大統領のホワイトハウスの法律顧問ジョン・ディーンのために働きました。ジョン・ディーン、つまりウォーターゲート事件の「ディープ・スロート」は、刑務所を回避しました。
ジェイミー・S・ゴレリック委員会法律顧問ダニエル・マルカスと共に、ウィルマー、カトラー、ピカリングの元および現パートナーで、サウジアラビアの王子と銀行とスーダン政府に対する被害者家族によって起こされた2002年8月の訴訟に対してモハメド・アル・ファイサルの公式な代表を務める法律事務所。そして住宅ローンの大企業ファニー・メイ副議長。ジャネット・リノの元副社長。CFRメンバー。
スレイド・ゴートン上院情報委員会を2年間務めました。
ジョン・F・リーマンレーガン政権の下で海軍の元長官。テイルフック事件を含む多数のスキャンダル不祥事を起こしました。
ティモシー・J・レーマーハウスインテリジェンス委員会のメンバー。
ジェームズ・R・トンプソンアメリカン航空、ボーイング、および多数のWTCテナントといった顧客を持っていた大規模なシカゴ拠点のウィンストン&ストローン法律事務所の会長。
フィリップ・ゼリコウジョージ・W・ブッシュ大統領の外交インテリジェンス諮問委員会メンバー。ブッシュ-チェイニー移行チームのメンバー。

「9-11委員会集合写真」委員会のウェブサイトより。
委員会の作業と最終報告書を行ったフィリップ・ゼ
リコウは含まれていません。

フィリップ・ゼリコウ

議長のキーンとハミルトンは、委員会の公式の顔を務めていました。関心の衝突は十分に懸念すべきですが、委員会の実際の作業はフィリップ・ゼリコウの手で行われ、事実はデビット・レイ・グリフィンによる、委員会の偏見のある、手抜きの、歪曲された彼の本、9/11委員会報告書、で行われました。

...エグゼクティブディレクターとして、ゼリコウは委員会のスタッフを担当し、そして、スタッフはこれらのスタッフメンバーがいて、テレビで私たちが見た委員会ではなく、彼らは委員会の実際の作業のほとんどを行いました。委員会は彼ら自身の独自の作業、議論とインタビューを、スタッフによって準備された資料にもとづいて行われるということです。キーンとハミルトンは、「フィリップ・ゼリコウが率いる専門のスタッフが、委員会が作り上げた正確な調査作業を実施した。」という彼らの声明で、これらの事実を引用しています。

グリフィンは、ゼリコウが多数のブッシュ・ホワイト・ハウスへのコネクションを持っていることを述べています。
  • ブッシュ I 政権の国家安全保障会議のメンバー
  • ブッシュ I 政権下で国家安全保障顧問ブレント・スコウクトフトへの援助
  • ブッシュ II のための国家安全保障顧問コンドリーザ・ライスとの本の共著
  • ライス、スコウクロフト、ディック・チェイニーとポール・ウォルフォウィッツが所属するアスペン戦略グループのディレクター
  • ブッシュ II 移行チームのクリントンのメンバー
  • 9/11委員会に任命されるまで、ブッシュ II の対外インテリジェンス諮問委員会のメンバー
委員会の仕事でフィリップ・ゼリコウの決定的な役割のため、グリフィンは委員会の最終報告書を「キーン-ゼリコウレポート」とも呼びました。


最終報告書

2004年7月22日に、委員会はその最終報告書、9/11委員会レポートを公開しました。私たち911リサーチチームは委員会のウェブサイトに公開された形式で、欠陥を改善したローカルミラーを提供しています。委員会は2004年8月21日にクローズしました。


「手抜きな委員会」

9/11委員会は、攻撃の公式のストーリーと矛盾する広大な証拠体系を無視したために、「怠惰な委員会」の称号を得ています。例えば、委員会は、世界貿易センターの崩壊を目撃した消防士からヒアリングをしないことを決めました。(FDNYとDMSの担当者からの口頭証言体系は、委員会がそのドアを閉じた後まで抑圧されたままでした。)公式のストーリーに形式だけの判を押した委員会のアジェンダは、その後のヒアリングの実施でも明らかなように、その最終報告書の公表で一点の曇りのないものになりました。私たちの報告書の批判は、明白な嘘と矛盾が含まれていることを示していますが、面倒な事実を避ける主な手法が手抜きだということです。本質的に、委員会はマジシャンが行う手品のようなことを実行しており、ハイジャック容疑者、テロ・ネットワーク、そして脅威に対処することになっていたシステムの故障について詳細な語り口を振りまくことで、公式のストーリーにあるたくさんのレッド・フラグから注意をそらしています。


拷問に頼りそして拷問を支援

2008年はじめに公表されたNBCニュースの分析は、委員会の報告書は「強化された尋問テクニック」を使った拷問、拷問の形式として広く認識されている水責め、にひどく基づいていたと報告しました。分析の結論は次のことが含まれていました。
  • 尋問から得られた情報は、「報告書の最も重要な章の核心」でした。
  • 2004年はじめの取り調べの第2ラウンドは、委員会関係者の要求で、委員会の質問を答えるために特化して行われました。
  • 委員会によって依頼された尋問の少なくとも4人の被験者は、彼らの拷問を停止する方法として、「重要な情報」を提供することだと主張しています。
  • 報告書にある1700以上ある脚注の441はCIAの尋問に基づいています。
  • 委員会によって促された尋問の第2ラウンドは、30以上もの尋問セッションを含んでいました。

911陰謀論 #47 につづく

参考URL
http://911research.wtc7.net/post911/commission/index.html

911陰謀論 #45 公式調査-ペンタゴン

911陰謀論 #44 では、世界貿易センターの調査のうち、NISTが行った調査についてまとめました。

次はペンタゴンの調査についてまとめたいと思います。


ペンタゴンの公式調査

FEMAの報告書の表紙
世界貿易センターのサイトと同じように、米連邦緊急事態管理局(FEMA)は、犯罪現場の制御を取り、その公式調査を監修しました。また、マンハッタンのように、ワシントンのFEMA職員は、犯罪を調査し、報告書を書くために、米国土木学会(ASCE)からボランティアを任命しました。調査チームはBPS(建物性能調査)と呼ばれました。BPSは、クラッシュの証拠が利用できなかったので、クラッシュそれ自身ではなく、クラッシュに対する建物の反応を調査しました。

ペンタゴンBPSチームがサイトを訪問する時までに、航空機と構造破壊のすべての瓦礫は撤去されており、支柱は深刻な構造破壊のあった場所にありました。



FEMAの報告書

2003年1月に、FEMAのチームは「ペンタゴン・ビル・パフォーマンス・レポート」を公開しました。レポートは、BPSが9月から2002年4月の間に行われた分析を記述しました。

FEMAの報告書は、以下の詳細のように、ジェット旅客機の最終的なアプローチとクラッシュを説明しています。
  1. 757機は約780フィート/秒(時速860km)で近づきました。
  2. 近づく間に飛行機はわずかに左に傾きました。
  3. 左翼は、衝突の0.1秒前に、ペンタゴンの正面から約100フィートの建築物の一部に衝突しました。
  4. 左エンジンは、機首が建物正面に衝突する時に、地面に衝突しました。
  5. 機体の衝突はだいたい14番カラム・ラインを中心としました。
  6. 左翼は二階の厚板の下を通過し、右翼は浅い角度で厚板を横切りました。
  7. 衝突では、10番から14番のカラム・ラインから、1階の外装カラムを消滅させました。
  8. 衝突では、9番、15番、16番、17番のカラム・ラインの1階外装カラムをひどく損傷させました。
  9. 衝突では、14番カラム・ラインの2階外装カラムとそれに隣接するスパンドレル板を破壊しました。
  10. 正面のダメージは、衝突エリアの両側とも4階にまで広がったが、衝突エリア中心では3階を超えるまでは広がりませんでした。
  11. E-リング構造は、11番カラム・ラインの拡張ジョイントの下方から18番カラム・ラインの外装カラムの南までゆがみました。
  12. 8番カラム・ラインから18番カラム・ラインまでの間のE-リングのすべての5階構造は、衝突後約20分で崩壊しました。
ペンタゴンBPSがなぜこの研究の公開に8ヵ月かかった理由は明らかにされていません(対照的に世界貿易センターBPSは2002年5月に速やかに公開されています)。報告書は、飛行機のスピードのように、支持されない定量的な詳細で、飛行機の軌跡のあいまいな説明を行っています。これは、約4フィートでCリングのパンチ穴を埋め合わせるように、ダメージの説明には誤りがあります。

ペンタゴンBPSは77便衝突の唯一の政府の調査として存在を認められていますが、建物の性能調査として定義されそして制限されています。国家運輸安全委員会(NTSB)による衝突の調査はありませんでした。NTSBのウェブサイトの「77便の考えられる原因」には、次のように書かれています。

2001年9月11日の同時多発テロは、連邦捜査局の管轄下にあります。安全委員会は米連邦捜査局(FBI)に要求された技術支援を提供し、NTSBによって生成されたどんな資料もFBIのコントロール下にあります。安全委員会は報告書を発行したり情報を一般公開することは予定していません。


パデュー大学の研究

パデュー大学のコンピュータ科学者や技術者のグループが、ペンタゴンに衝突した757機のシミュレーションを作成しました。彼らは、原子炉格納容器がある建物のような鉄筋コンクリート構造物に飛行機が衝突することに関する文献体系の存在を指摘しました。菅野およびそのメンバーによって行われた1992年の研究は、480mphで10フィートの厚さのスチール補強コンクリートブロックに衝突するF-4Dファントム・インターセプター・ジェット機について、資料にまとめています。研究では、ブロックに単に浅い印象を残しながら、ジェット機のほとんどは紙吹雪にまで砕け散りました。

480mphでそのようなブロックへのF-4機の衝突と、300~450mphでペンタゴンのカラムで補強された建物の壁への757機の衝突とを比べることの間には限界があるけれども、菅野の研究はパーデュー大学の科学者たちに、どのように757機の衝突が実際に起きたのか、そしてどのようにそれが建物奥深くのカラムを壊したのか、疑問をあげています。ダメージを説明するために、彼らは液体ハンマー効果、つまりダメージのほとんどを生み出したのはジェット機の燃料の影響だということを、仮定しました。

パデュー大学のシミュレーションの
フレーム33
飛行機事故のパデュー大学の研究のシミュレーションは、その現実主義に限定されていました。「LS-Dynaを用いた911ペンタゴン攻撃シミュレーション」というウェブページに掲載されたシミュレーションは、ペンタゴンの1階カラムにエンジンレスの飛行機が衝突したことに限定されています。それは正面の壁や2階の厚板やカラムを考慮していません。これは、ジェット機が地上から数インチのところを両翼を持って進んで中に入って行き、両翼の端は建物の中に入りカラムによって切り刻まれたことを示しています。破裂した壁のおよそ96フィート長に渡って、一致できない両翼の部分をゆがめた壁の効果をシミュレーションすることは、パデュー大学の研究範囲を明らかに超えていました。


911陰謀論 #46 につづく

参考URL
http://911research.wtc7.net/pentagon/official/index.html

911陰謀論 #44 公式調査-世界貿易センター(NIST)

911陰謀論 #43 では、世界貿易センターの調査のうち、シルバースタインが行った調査についてまとめました。

次も世界貿易センターの調査で、NISTが行った調査についてまとめたいと思います。


NISTの調査

NIST(国立標準技術研究所)は、アメリカ商務省の技術管理内にある非規制連邦政府機関です。その調査の進捗状況についてのNISTの2003年5月7日のニュースリリースで、機関が証拠へのアクセスが無かったことによって、調査が妨げられてきたという明確な証拠があります。

ASCEからのボランティアに頼っていたFEMAの調査とは対照的に、NISTの調査は議会によって資金を供給されました。しかしながら、NISTの調査は、すべてのスチールがグランド・ゼロから除去されてリサイクルされるまで、開始することさえもしませんでした。2002年3月5日に、FEMAの建物性能研究のリーダーであるW・ジーン・コーリーは、2001年9月11日に破損し崩壊した建物の性能をさらに詳しく調査する必要性についてハウス科学委員会に証言しました。彼自身での研究がほとんど完成し、コーリーは適切に問題を研究するためには4000万ドルかかるだろうと述べました。

4000万ドルはスチールや他の破片を備蓄する費用をカバーしています。スチールを調査し、物理的にスチールをテストし、スチール、火災、飛行機、そして爆風の完全とはいえないまでも部分的なパラメトリック・コンピューター・モデリングをします。そして、脱出の問題の検討です。とコーリーは伝えています。研究から、構造設計上の負荷として火災に対処し、火災の条件の下で構造的な接続部のふるまいを理解するために、ツールを開発することができます。ツールは、また、崩壊が進むことに対する戦略を見るために開発することができます。

スチールを備蓄し評価するための数百万ドルをコーリーが要求することは、彼の証言の時点でほぼすべてのスチールがリサイクルされていたので、率直ではないように見えます。彼のASCEのボランティアは156個のスチール、その大部分は大きなものから切り出された小さな「試片」を保存していました。NISTはスチール、そのうちの41個は2002年5月に受け取ったものであるが、それを保存するために特別な施設を必要としないだろう。

2002年に、NISTの連邦ビル火災安全調査は、1600万ドルの予算が賄われており、その後の2年間で数百万ドルの歳出を追加で補てんしました。これは、現場が片づけられる前に行われた建物崩壊の単なる調査資金のためにFEMAが割り当てた60万ドルとは対照的です。国家建設安全チーム法という新しい法律(もともとはH.R. 4687)は、2002年10月1日に法制化されました。

調査が公式のストーリー、ツインタワーと第7ビルの崩壊がジェット機の衝突から生じたということ、の範囲内で厳密に行われたということは、NISTのウェブサイトを読むことから明らかです。災害に対するNISTの反応についてのプレゼンテーションは、「崩壊を引き起こす技術的な原因を確立し、学ぶべき教訓を引き出す」ために「クリティカルかつ緊急の国家的な取り組みが必要」ということを主張しています。しかし、2005年後半の世界貿易センター崩壊に関する最終報告書の出版に先立って、NISTサイト上のどの記事も崩壊が制御解体によって引き起こされたという可能性を言及していませんでした。


ツインタワーに関してのNISTの最終報告書

NISTの最終報告書
崩壊の本質的なことは述べられ
ておらず、また第7ビルについて
も述べられていないため誤解を
招きます。
2005年4月5日に、NISTは、ほとんどまる3年を費やした調査結果に関する事前レポートをリリースるための記者会見を開催しました。主任研究員シャム・サンダーは、NISTの調査結果の要旨を明らかにし、損傷した耐火設備が崩壊の主犯人と伝えました。「両方のタワーが崩壊した考えられるシナリオの最終版」とサブタイトルのつけられた4月5日のプレゼンテーションのためのNISTのウェブページは、飛行機のクラッシュをモデル化することは崩壊を調査することよりも優先度が高いと伝えようとしているのが明らかでした。それは、ボーイング767がそれぞれのタワーに衝突することをコンピューター・シミュレーションすることを含んでいましたが、崩壊そのものについては含まれていませんでした。

2005年8月に、9-11リサーチは、ベター・ミラージュの構築、世紀の犯罪NISTの3年間での2000万ドルの隠蔽、ジム・ホフマンによる0.98版、を出版しました。エッセイは世界貿易センター(ツインタワーのみ扱い、完全に崩壊した3番目のWTC7タワーは含まない)の崩壊に関するNISTの採取報告書のドラフトを批評しました。(レポートの詳細タイトル、世界貿易センターの崩壊に関する国家建設安全チームの最終報告書(案)、は同様に誤解を招く恐れがあります。)ホフマンのエッセイは、どのようにツインタワーが完全に崩壊したかというコアの質問を避けて、ジェット機の衝突のような十分に理解されている攻撃の様相をモデル化することをNISTが進めていたことを指摘しました。崩壊が開始する前にそのモデルのタイムラインを切り捨てることによって、NISTは崩壊を説明する定められた目標を回避しただけでなく、崩壊によって見せられた制御解体の多数の特徴を開示することも避けました。このエッセイの出版に続いて、NISTはウェブサイトを変更し、ドラフト版の報告書への直接アクセスを防止しました。

2005年12月に、9-11リサーチはツインタワーについてのNISTの最終報告書に取り組み、ベター・ミラージュの構築の更新版を公開しました。NISTの最終報告書とドラフト版との主な違いは、最終版はNISTが制御解体の証拠に対処できなかった批判に通り一辺倒で誤解を招くような回答が含まれていることです。更新されたベター・ミラージュの構築は、批判に対するNISTの空虚な反応というセクション内で、NISTの反応を詳細に分析しています。

NISTは非規制機関であり、それゆえにそのレポートの勧告は法の強制力を持っていないことは注目すべき点です。「ありえそうな崩壊シーケンス(衝撃損傷や火災進行のシナリオの誤った名称)」の中のキーイベントがジェット機の影響による防火機能の欠落なので、タワーの建設ミスを避けています。


第7ビルに関してのNISTの最終報告書

2008年8月21日に、NISTはWTC第7ビルに関しての最終報告書のドラフトをリリースする記者会見を開きました。ドラフトは半ダースのPDF文書を含んでおり、それらはロックされていました。NISTの調査をより透明にする研究者の作業は、文書のロック解除版を公開しました。ブロガーは、聴衆からの質問にシャム・サンダーの回答で明確な不合理をしてきました。シティ・イン・ザ・スカイという擬人化を含んだ本の共著者でもあるニューヨーク・タイムズのレポーター、エリック・リプトンは、出席者に対する「陰謀論」によって、議論を要約した記者会見のレビューを書きました。

NISTはその報告書に関する一般コメントをたったの30日だけ受け付けました。科学者、建築家、エンジニアを含む16人の研究者グループは、期限前にNISTのWTC技術情報リポジトリに手紙を提出しました。手紙は、NISTの報告書における調査の多数の不整合、サポートされていない結論、調査の失敗を指摘しています。「世界貿易センタービルの崩壊に関する最終報告書」あるいはNIST NCSTAR 1Aとも呼ばれるNISTの最終報告書は、2008年11月にリリースされました。

報告書のレビューの中で、内部告発者のケビン・ライアンは次のように指摘しました。
  • 最終報告書は、NISTが完全に物理的なテストを回避したことを示しています。その代わりに、彼らの崩壊理論をサポートするコンピュータモデルを作成しましたが、調査のためにはそのモデルを一般に公開することさえもしませんでした。
  • 新しい報告書の中で、NISTはニューヨーク・タイムズやFEMAによって、2001年から促進される理論をそっと落としました。ディーゼル燃料に崩壊の責任があった、それはノースタワーの落下による広範囲の被害を最小限に抑えることができます。
  • 記者会見、この報告書とツインタワーの以前の報告書の一般コメント期間、で直接NISTに提起されたにもかかわらず、NISTは建物の基礎の溶融金属、そしてFEMAによって記述されたスチールの硫化、の膨大な証拠を完全に無視しました。NISTの報告書の著書や崩壊理論の他の支持者といった人たちの行動は、彼らはまるでテルミットの発火を全く聞いたことのないかのように、テルミットに基づいた高度なエネルギー物質の調査の最前線にいました。
  • NISTは、「崩壊」の全体は熱膨張を介して柱の支えをビーム状に切断したことで引き起こされたという理論を押し進めており、これは実際の建物火災や建物火災シミュレーションによって示されたものとは反対の挙動であり、剛性を残して接続部を破壊することよりむしろ重度に加熱したビームが下方へ下がり接続部はそのままというものでした。
  • その新しい理論をサポートするために、NISTは明らかにでっち上げに頼り、以前の報告書に反して、けたがせん断されたくぎを失い、接続部ごとに2つだけのボルトしか残されていなかったと主張しています。
NISTの最終回は、2008年12月に行われたNIST WTC 7の調査に関する質問と回答でした。その中で、NISTはツインタワーの報告書上でのFAQで使ったのと同じ詭弁を繰り返し、テルミット/サーメートはあまりにゆっくり作用するので解体ツールとしては不適切だっただろう、スチール製品に反してあまりに強く押し続けていただろう、そして検出されないようにするためにあまりにも多くの準備と大量の材料を必要としただろう、ということを含めました。NISTは、爆発の証拠のためのテストは「必ずしも決定的ではなかっただろう」と以前の主張を繰り返しています。

NISTのアイデアが無能なのは、テルミットベースの崩壊に反する身代わりの男の口述と放火原因を探そうとしない口実の両方で明らかです。ツインタワーの報告書に補足するための義務的な公式の対応要求の中で、NIST関係者は、試験が決定的であることについて、誤った文言を訂正するよう求められていました。


911陰謀論 #45 につづく

参考URL
http://911research.wtc7.net/wtc/official/nist/index.html

911陰謀論 #43 公式調査-世界貿易センター(シルバースタイン)

911陰謀論 #42 では、世界貿易センターの調査のうち、FEMAが行った調査についてまとめました。

次も世界貿易センターの調査で、シルバースタインが行った調査についてまとめたいと思います。


シルバースタインの調査

シルバースタイン・プロパティ社は、2001年の夏に、世界貿易センター複合体全体の制御、それとそれをカバーする保険を獲得しました。その保険請求の一環として、ワイドリンガー・アソシエイツ社に研究を委託しました。

ワイドリンガーの研究は、フロア・トラスの代わりに柱の耐火性を非難することによるNOVAとディスカバリー・チャンネルによって一般的になったトラス破壊理論とは対照的です。フローリング・システムの疑いを晴らすことによって、シルバースタインの研究は欠陥構造が崩壊の役割を果たしたという責任を避けています。

シルバースタインの保険訴訟のためにワイドリンガーが研究をおこなったというその役割のために、研究結果の詳細は公開せずに隠されたままとなっています。


ワイドリンガー・アソシエイツ

ワイドリンガー・アソシエイツ社のトッド・リッテンハウスが、9月13日の記事の主題となった世界貿易センターの崩壊についてCNN.comにインタビューをして以来、ワイドリンガー・アソシエイツ社の名前が攻撃の直後に浮上しました。記事はリッテンハウスのこの記述が含まれています。

トッド・リッテンハウスは、国際的なコンサルティング・エンジニアリング企業ワイドリンガー・アソシエイツ社からの爆破工学の専門家で、多数の大使館や政府の建物の爆破エンジニアとなっています。彼はオクラホマシティや以前の世界貿易センター災害などの問題を議論するために呼び出されました。

2006年1月に、ジェレミー・アイゼンバーグ博士は、ワイドリンガー・アソシエイツ社の最高経営責任者(CEO)として、レイモンド・ダダジオによって成功しました。WAI.com プレス・リリースは、ダダジオを次のように述べました。

1996年以来、ダダジオはワイドリンガーで応用科学部門のディレクターで、衝撃や振動、構造上の極端な負荷、それとリスク評価の分野で国防総省との重要な契約に責任を持っています。

ダダジオは、アメリカ政府のテクニカルサポート・ワーキンググループの物理的セキュリティプログラムの主要な連絡役で、各省庁や国際的研究を識別し、優先順位付けを行い、調整をしたり、テロに対抗するための要件を整理したりしています。彼は軍と民間施設の保護のための新しい戦略を立ててテストするために、国防総省と全国的に活動しています。


911陰謀論 #44 につづく

参考URL
http://911research.wtc7.net/wtc/official/silverstein.html