911陰謀論 #26 公式見解:ツインタワーの追突と崩壊

911陰謀論 #25 では、UA93 便の謎についてみてみました。

ここからは政府の公式見解や報告されている事実を見てみようと思います。

飛行機の乗客
アメリカン航空11便の乗客のリスト
http://911research.wtc7.net/planes/evidence/docs/Flight11.png
ハイジャック犯:5人
乗員数:11人
乗客数:81(ハイジャック犯5人を含む)

ユナイテッド航空175便の乗客のリスト
http://911research.wtc7.net/planes/evidence/docs/Flight175.png
ハイジャック犯:5人
乗員数:9人
乗客数:56(ハイジャック犯5人を含む)


ツインタワーの追突(1機目)
アメリカン航空11便には5人のハイジャック犯が乗っていました。
ハイジャック後、モハメド・アタが操縦を行いました。
モハメド・アタは乗客へ警告するため機内放送を行いましたが、スイッチを間違えて機内ではなくボストンの航空管制官に放送しました。これによって管制官はテロであることが認識されました。
客室乗務員たちは地上と交信していました。伝えられた犯人の座席番号が犯人の特定に結び付きました。
8時46分にワールドトレードセンター北棟80階に時速約750km/hで突入しました。


ツインタワーの追突(2機目)
ユナイテッド航空175便には5人のハイジャック犯が乗っていました。
ハイジャック後、マルワーン・アル=シェッヒーが操縦を行いました。
アメリカン航空11便(1機目)がワールドトレードセンター北棟に突入した時には既にハイジャックされていました。
客室乗務員はユナイテッド航空にハイジャックを通報しました。
8時55分にニューヨーク航空管制センターもハイジャックされていると判断しました。
9時02分にワールドトレードセンター南棟60階に時速約940km/hで突入しました。


ワールドトレードセンターからの非難
1機目の衝突でノースタワーのエレベータは停止されました。崩壊するまでの間、飛行機追突階以下の人たちのほとんどは3つの階段を使って脱出することができました。
91階以上の人は一人も生き残れなかったと考えられています。ニューヨーク・タイムズ紙は1344人が死亡したと推定しました。
サウスタワーが先に崩壊したため消防士に無線の警告を行いましたが、残念ながら無線は大半の人には届きませんでした。ノースタワーの崩壊で121人の消防士が死亡しました。

サウスタワーの避難はノースタワーに飛行機が衝突した直後から始まりました。サウスタワーに飛行機が衝突するまではエレベーターが動作していたため、サウスタワーよりは効率的に避難が行われました。しかし、建物は安全なのでオフィスに戻るようPAシステムによってアナウンスされました。これが数百人の命を犠牲にしてしまいました。USA Today紙は599人が死亡したと推定しました。
2機目の衝突により、衝突フロアの避難経路はほとんど遮断されましたが、少なくとも1つの階段は残っていました。これにより少なくとも18人が脱出しました。屋上に向かった人は200人にも及びましたが、救助は行われませんでした。


ワールドトレードセンターの崩壊
飛行機から漏れ出したジェット燃料は縦シャフトを通して下層階にまで達し、爆発的火災が発生しました。
9時59分に南棟(WTC2)が先に崩壊しました。北棟(WTC1)も10時28分に崩壊しました。
衝突による構造材の破壊とジェット燃料火災の高熱による鉄筋強度低下が原因でした。

ワールドトレードセンター第7ビル(WTC7)はツインタワーが倒壊して約7時間後(午後5時20分)に崩壊しました。
制御不能状態に陥った火災が主因で、火災の発生により床を支えていた梁と桁の構造部分が耐え切れなくなったことが建物全体の完全崩壊へとつながりました。


ワールドトレードセンターその他のビル
WTC6は8階建てのビルでした。ビルのほとんどは連保政府機関のテナントになっていました。ビルにいた600人の労働者は1機目のノースタワーへの衝突後に非難しました。WTC6は激しい火災に襲われました。おそらくWTC1、WTC2、WTC7よりも深刻でした。それにもかかわらずWTC6は崩壊しませんでした。その後グラウンド・ゼロのクリーンアップ作業で解体されました。

WTC5はノースタワーの東に建つ9階建てのビルでした。20近いテナントが入っていましたが、9つの階のうち4つのフロアはモルガン・スタンレー、クレディ・スイス・ファースト・ボストン、および政府機関に占有されていました。避難はノースタワーへの衝突後に行われました。ツインタワーの崩壊の落下物でビルは激しく損傷しました。WTC5もWTC6と同様に激しい火災に襲われましたが崩壊はしませんでした。その後グラウンド・ゼロのクリーンアップ作業で解体されました。
上のビルがWTC6
下のビルがWTC5
WTC4はサウスタワーの南東に建つ9階建てのビルでした。6つのテナントのほとんどはドイツ銀行とニューヨーク商品取引所でした。避難はノースタワーへの衝突後に行われました。ツインタワーの崩壊時の落下物で破損しました。外観の写真では深刻な火災の跡がありましたが、FEMAの報告書にはWTC4の火災は報告されませんでした。その後グラウンド・ゼロのクリーンアップ作業で解体されました。地下室に収容されていた貴金属金庫(数十億ドル規模)の消失については報告はされませんでした。
WTC4

WTC3はノースタワーの南、サウスタワーの西に建つ22階建て、地下6階の建物でした。世界貿易センターホテル、ニューヨークマリオットホテル、およびVistaのホテルとして知られていました。避難はノースタワーの衝突後すぐに始まり、ホテルのロビーに向かうよう指示されました。ゲストは全員避難しましたが、建物内のゲストのチェックを行っていた2人のホテルマネジメントがサウスタワーの崩壊時に死亡しました。サウスタワー、ノースタワーの2つの崩壊を受けてビルは完全に破壊されました。火災の証拠はありませんでした。その後グラウンド・ゼロのクリーンアップ作業で解体されました。
WTC3
911陰謀論 #27 につづく

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