911陰謀論 #40 WTCのスチールの撤去

911陰謀論 #39 では、グラウンド・ゼロのアクセス制限についてまとめました。

次はWTCのスチールの撤去です。


グラウンド・ゼロの証拠の迅速な破壊

スチールは建物の構造材料でした。それ自体は、どのようにして構造物が衝突を受けて火災が発生したかを組み立てるために保存すべき最も重要な証拠でしたが、その後瓦礫の中に崩壊しました。火災による鉄筋高層ビルの崩壊がまったく前例がないので、スチールは詳細な分析を行う必要があります。そして当局はこの大規模な犯罪と前例のない技術的な障害のキーとなる証拠について何をしましたか?彼らはそれをリサイクルしました!

構造用スチールのいくつかの185,101トンは、グラウンド・ゼロから持ち出されました。ほとんどのスチールは、迅速に瓦礫をニュージャージー州にあるスクラップ回収所に送るよう市の決定通りにリサイクルされました。市の性急な動きは、スチールはもっと徹底的に調査を行うべきと信じている多数の被害者家族を憤慨させました。先月、火災の専門家は、調査者が瓦礫を保存する権限を持っていなかったために、スチールの80%は調査されずにスクラップされたと委員会に話しました。

スチールの大部分は中国やインドに出荷されたようです。中国企業の宝鋼は、1トン当たり120ドルのレートで50,000トンを購入しました。前年度に地元の工場が支払っていた平均価格は160ドルでした。

元工学専攻のブルームバーグ市長は、証拠の破壊について関心を持ちませんでした。

もしあなたが構築手法や設計手法を見たいのなら、今ならコンピュータがしてくれます。金属片を見るだけでは、何も教えてくれません。

スチールの撤去スピードは、攻撃の後の最初の数週間でさえも、非常に迅速に行われました。9月29日までに、瓦礫の13万トン、その大部分は明らかなスチールが、撤去されました。

FEMAによってコントロールされる公式調査の間、150ピースのスチールが将来の研究用に保存されました。数十万ピースのうちのたった150ピース!その上、これらの特定ピースを保存する決定をした人は明らかになっていません。明らかになっているのは、ボランティア研究者がフレッシュ・キルズ・ダンプで作業し、グラウンド・ゼロではなかったということで、彼らがアクセスできたスチールはすべてクリーンアップ・オペレーション運営者によって選び出されました。


高感度物質の瓦礫

責任者がコンピューターシミュレーション時代でどんな調査も無駄なスチール瓦礫を考慮する時、溶鉱炉以外のいかなる場所も「終わらない」と思う苦労をしたのは明らかでした。彼らはグラウンド・ゼロから運び出されるトラックの1台1台に、各1000ドルのGPSロケーター・デバイスを設置しました。securitysolutions.comのウェブサイトには、経路追跡システムの記事があります。

99%のドライバーは自分たちの仕事を非常に厳しく行わされました。しかし、道路はひどい高感度物質で構成されたので、大きな関心事でした。例えば、あるドライバーは、1時間半に昼休みを延長したのですが、そのことについて犯罪をおかしたわけでもないに関わらず、彼は解雇されました。


証拠を遮蔽する調査官

FEMAによると、35万トン以上のスチールがグラウンド・ゼロから持ち出され、リサイクルのために切断を行うスクラップ回収所にトラックで運び出されました。4つのスクラップ回収所がスチールを処理するために契約しました。
  • ヒューゴ・ヌー・シュニッツァー:フレッシュキルズ(FK)埋立地、ニュージャージー州スタテンアイランド
  • ヒューゴ・ヌー・シュニッツァー:クレアモント(CM)ターミナル、ニュージャージー州ジャージーシティ
  • メタルマネジメント:ニュージャージー州ニューアーク(NW)
  • ブランフォード:ニュージャージー州キースビー(KB)
FEMAのBPATは、WTCビルのパフォーマンスの研究をまとめましたが、グラウンド・ゼロへのアクセス権を与えられませんでした。彼らはスクラップ回収所からスチールのサンプルを採取することさえも認めらえなかったようです。

WTC現場からのスチールの収集と格納は、FEMAや米国土木学会(ASCE)がスポンサーとなったBPSチームによるものではありませんでした。


いくつかのスチールの運命は数年後明らかにされました

JFK空港の格納庫に格納されたツインタワーの
大規模なコア柱の土台の1つ
(Up from Zero)
世界貿易センターのスチールの撤去とリサイクルが被害者家族や他の正しい調査を求める人たちの異論を無視して行われてきたことを考えると、世界貿易センターのスチールのパーツのいくつかが保存されたということが後年に明らかになったことは驚くべきことです。ツインタワーからの最も重いスチール片の多くは、ジョン・F・ケネディ国際空港の80,000平方フィートの格納庫に格納されています。これらはタワーの大きなコアとなる柱の基盤部分やタワー周囲の壁の土台となる153本あるうちの13本のスチールといったものが含まれます。これらのピースはUp from Zeroというテレビ映画で見ることができます。

報告によると、「全瓦礫」の1/500を保存している格納庫は、一般の立ち入りが禁止となっています。グレイストーン協会の会長スコット・ヒューストンは、ペンシルバニア州コーツビルにある鉄鋼遺産博物館のためにスチールの3つを取得しようとしています。

ツインタワーの無傷の支柱の存在の発見は、スチールのサンプルをテストしたいと考える独立した研究者にとって良い知らせのように思われます。しかし、タワー内のこれらピースのあった場所は、それらを保存されることが許された理由を示唆しています。大きなコアの支柱部は、タワーの基盤部分、つまり1階よりも7階下に建てられ、周囲の支柱はロビー階、つまりちょうど1階でした。タワーのこれらの下部の部分だけが、およそ4階にいたるまでスチールが切り刻まれた爆破を逃れました。これはノース・タワー中心部の下部領域で18人が生き延び、各タワーの周囲の壁の破片が立ったままであった事実から明らかです。最後の構造部のスチールが2003年5月に現場から撤去されたと考えられていましたが、2007年1月にいくつか大きなスチール残骸個所が、クリーンアップ・オペレーションで作られた道路下に現場の発掘調査で回収されました。人間の遺体を発見するために委託された発掘調査では、既に約300人分の骨を見つけていました。2つのスチール残骸個所は、約18フィート長でおそらく重さが約60トンある支柱や周囲の壁から3か所接続するスチール支柱といったものとして記述されました。鉄骨はクリーンアップ・オペレーションで、おそらくは地面を安定化させるために、明らかに埋められました。また、「発見の知識を持った」人によれば、WTCサイトの反対側で発見されたのは、「片側の端が明らかに燃焼されていた」支柱でした。


WTCのリサイクルストールがUSの軍艦で使用されました

2006年のニュース記事は、世界貿易センターの24トンのスチールが、ミシシッピ州のほとりにある造船所でノースロップ・グラマン社によってU.S.S. ニューヨークという名前の軍艦を製造するために使用されていたことを報告しました。


911陰謀論 #41 につづく

参考URL
http://911research.wtc7.net/wtc/groundzero/cleanup.html

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